犯罪にはすべて動機がある。
相模原市の障がい者施設でおきた、凄惨な事件の背景は
何だったのか、少しずつ全容が明らかになってきたが、
犯罪心理学の専門家の多くが、動機に「憎悪」を取り上げている。
容疑者である施設の元従業員は「障がい者などいなければいいと思った」と、
警察の調べに対して供述している。
2月、衆議院議長会館に届けた手紙の内容を読むと、
計画実行へ突き動かした動機に、「障がい者」への憎悪を強くかんじる。
私は、直感的にナチス時代の民族浄化政策によるユダヤ人迫害が頭に浮かんだ。
世界中で発生しているテロの背景にあるのも、憎悪だ。
日本では、ようやくヘイトスピーチを規制する法律は成立したが、
人の心の奥底に潜む、憎悪を完全に消し去ることはできない。
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