アブラハム合意とは2020年にイスラエルと
アラブ首長国連邦との間で結ばれた平和条約と国交正常化の協定である。
その後、バーレーン、スーダン、モロッコなどがつぎつぎと
参加することになる。
しかし、イランは参加することなくイスラエルとの
対立姿勢を崩さず今に至っている。
今回のイラン攻撃は、アブラハム合意に邪魔な
イランを一気にたたきつぶすためにイスラエルのネタニヤフ首相が
トランプ大統領に働きかけたとされる。
その背景にあるのが、トランプ大統領とネタニヤフ首相、
両者の立場が大きく影響している。
トランプ大統領の共和党にとってユダヤ人支持は絶対であり、
これを失うことは中間選挙での負けを意味している。
しかも、現在、トランプ大統領の支持率は下がり続けており、
イラン攻撃の成功によって支持回復をという目論見がある。
同じように、ネタニヤフ首相も、つぎの選挙での負けは見えており、
それまでになんとしてもイランを潰してアブラハム合意を実らせたい思いが強い。
また、トランプ企業にとってアブラハム合意によって得られる
ビジネス上の利益もあり、トランプ、ネタニヤフはウインウインの関係にあるのだ。
ここからもイスラエルとアラブ諸国との平和が目的と言うが、
それは美名にすぎないことが見えてくる。
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