言論弾圧といえば、中国、ロシアの専売特許だと思っていたら、
なんと米国も名乗りを上げた。
ことの発端は先日暗殺された、保守論者のカーク氏。
彼についてABCテレビの人気番組のKIMMEL SHOWで
KIMMEL氏自身が、暗殺者はMAGA派の人物だと、
発言したことに始まる。
これに共和党支持者達が猛烈に反発した。
その理由は、暗殺者はむしろリベラル派という
説もあるというだ。
そこで登場したのが、MAGAの生みの親、トランプ大統領だ。
なんとABCの放送免許を取り消すと脅しをかけたのだ。
アメリカの放送局では政治風刺のカルチャーがあり、
この種の番組が、放送局のウリのひとつになっている。
アメリカ国民の間から言論弾圧だという批判が上がり、
国はまたしても分断を深める結果になっている。
だが、トランプ氏は大統領就任時に
言論の自由を保障する大統領令に署名しており、
放送免許の取り消しとは、明らかに矛盾する。
混迷を深めるアメリカだが、
政治風刺までが批判の的になると、
なんとも寛容性のない息苦しい時代になりそうだ。
そういえばかつて日本でも、自民党の総務大臣が、
某放送局の番組が、中立性に欠けると批判して、
放送免許について言及したことがあったなあ。
その人は、今回の総裁選に立候補しているけれどね。
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