神戸のマンションで女性が殺害された事件。
時間の経過と共に、すこしずつではあるが、
犯行の様子が明らかになってきた。
犯行の翌日には東京の奥多摩町で容疑者が逮捕されたが
その後の報道から容疑者の犯行の異常性が際立っている。
その一つ目が、複数の女性を3日間もかけて物色し、
自分の好みにあった、見も知らない女性を襲っている点。
二つ目が、顔を隠すこともなく、マンションの防犯カメラに
犯行の一部始終が記録されていたこと。
三つ目が、普段の生活では、異常がみられないだけでなく、
知り合い、友人は、いい奴だったと一応に驚いている点だ。
表と裏の顔をどう使い分けていたのか
病的とも思える男の実態が精神分析などから明らかにされるだろう。
しかし、容疑者は過去に数回ストーカー事件を起こしており、
その内の一つに、今回の殺人事件と同様の手口で、
マンションまでつけていって
女性の首を絞める傷害事件で逮捕されている。
裁判では執行猶予がついたが、裁判長は「再犯の可能性が高い」と
警告を発していたことが報道されている。
不幸にしてそれが現実なった訳だが、
誰でもいいから襲うという今回の犯罪の異常さを考えると、
こうした二面性のある犯罪者をどう警察の監視下におくかが必要になる。
例えばアメリカのように容疑者の足首にGPSを装着して、
24時間その行動を監視、把握するなど何らかの方策を
検討せざるを得ないのではないだろうか。
もちろん人権問題に関わることで、
安易な判断が許されないことは前提だが、
今回の被害者のことを考えると、
ごく普通の社会人面をしているこのような二面性を持つ男を、
野放しにすれば、今後、被害者が増えつづけることになるだろう。
防ぎようのない事件への対応として
何らかの予防手段の検討を急ぐ必要がある。
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