参院選で一気に議席を増やした参政党。
そのキャッチフレーズは、「日本人ファースト」だ。
外国人旅行者によって、迷惑行為が増えるなど弊害が起きている。
外国人労働者の増加で、日本人が職を奪われている。
外国資本が日本のマンションや土地を買いあさっている。
さらには犯罪が増えている、生活保護受給者の比率が日本人より高いなど
誤ったデーターもある。
しかし、今から30年前1990年代、
日本人旅行者による海外での爆買い問題がニュースになり、
フランスのブランドバッグ店で、店員が床にバッグを投げると
日本人客が争って拾ったという恥ずかしい映像も流された。
旅行者による評判だけでなく、金持ちの日本企業が
エンパイアステートビルやロックフェラービルの買い取りや、
ハリウッドで映画会社の買収するなどその金満振りが顰蹙をかったものだ。
どうも、参政党の議員は、その頃の日本のことを知らないようで、
いまでも、日本資本が海外の不動産を買うなど「対外投資」の残高は331兆円あり、
逆に海外の「対内投資」残高32兆円の10倍になる。
「外国人に日本が買われる」というが、
日本人の方がはるかに外国を買っているという事実をどう説明するのか。
こう考えると日本人の国民性である「忘れっぽさ」が
参政党の議席を増やした、といえるかも知れない。
ただし、どんなに忘れっぽくとも、絶対に忘れてならないのは、
参政党議員の「核兵武装は安上がり」という、
核兵器容認とも受け取れる発言だ。
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