国際NGO「国境なき記者団」が発表した
「報道の自由度ランキング」で
日本は前年の68位から70位とランクダウンした。
G7では、最下位を維持している。
NGOは、伝統の重みや経済的利益、政治的圧力、
男女不平等などが、反権力としてのジャーナリストの
役割を頻繁に妨げている、ときびしく批判している。
いまから13年前の民主党(現立憲民主党)政権時代には
報道の自由度は11位だったが、その後の第二次安倍政権で、
テレビ局などのニュース番組へのきびしい締め付けがあり、
それから自由度ランキングは下がり続けてきた。
思えば、NHKの女性MCが番組を降ろされ、
民放の男性MCなど政権に批判的なMCが、
つぎつぎと姿を消した。
安倍内閣からの干渉に局のトップが忖度した結果だったが、
それ以来、国民は自由度のないニュースを
見せられ続けてきたわけだ。
報道の自由は民主主義社会根幹を成す。
目と耳を塞がれた国民が太平洋戦争で
どんなに辛い体験を強いられてきたかは、
歴史が証明している。
権力を監視する力を失ったジャーナリストは、
政権に阿るスポークスマンにすぎない。
報道の自由度の低さは、日本国民にとって、
「不幸」の一言としか表現しようがない。
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