中国は古来から
自国を華夷(すべての中心)とし、
その周辺の国を文化もなにもかも遅れた、
劣った地、夷てき(犭に火)と蔑んできた。
これが中国の華夷思想という。
日本も似たような思想をもち、
第一次世界大戦から第二次世界大戦時に、
中国を含む周辺諸国を上から目線で支配しようとしてきた。
敗戦から77年、日本は民主的かつ資本主義、自由主義の国として
世界とは外交面、貿易面でも国際秩序を重んじる国になった。
しかし、共産党政権となって、100年経った中国は
世界第2位の経済大国として、
周辺国を見下す国として動きを強めている。
米国に追いつけ追い越せを最大目標に
いまは、一帯一路政策によって、東南アジアから中東一帯を
結び、巨大な経済圏構想の実現を目指している。
その典型的な手法は、鉄道や港湾設備建設について
経済的支援、技術的支援行うことで、相手国を借金漬けにする。
いわゆる債務の罠だ。
相手よりも優っている、それを誇示して、
いつのまにか暖簾を借りて母屋を奪うという、
これぞ華夷思想そのものである。
世界の真ん中に中国があるという、傲慢な思想が危険だと分かっていても、
経済発展による豊かな生活への願望が強い途上国が、
中国になびいていていくことを、誰にも止めることができない。
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