専守防衛の日本は、
ロシアのウクライナ軍事侵攻で、
敵地攻撃能力への政策転換を模索し始めた。
さすがに、政府は敵地攻撃では憲法違反の誹りを免れない
と思ったのか、反撃能力と得意の言い替えをしている。
相手がミサイル攻撃してきても、
反撃する力を持てば抑止力になるという理屈だ。
しかし、核抑止力はいまどうなっているか。
大国がお互いに核を保有することで、
抑止力になるといってきたが、
ロシアが核を使うとほのめかしたことで、
西欧、米国は金縛りにあってしまった。
これほどまでに抑止力とは幻想であり、
同時に無力であることは明らかだ。
力の均衡などありえない、こちらが戦力を高めれば、
負けじと相手も戦力を強化する、その繰り返しの連続で、
かえって一触即発の危機が、深まる可能性は高くなる。
日本は、太平洋戦争の引き金を引き、
唯一の被爆国として敗戦を迎えた国だ。
その日本にできることは、明快ではないか。
「撃ちして止まん」は勇ましいだけで、
何も解決にはつながらない。
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