首相の記者会見で
司会役を務めるのが小野広報官だ。
きっとものすごく優秀な官僚に違いない。
記者からの質問を手際よく捌きながら、
会見をスムースに勧めるのが司会役であるが、
同時に、国民の知る権利のためにも、
重要な務めがあるはずだ。
しかし、司会とは名ばかりで実質的には進行の仕切り役であり、
その常套句は「再質問はご遠慮ください」だ。
関西で串カツの「ソースの二度付け禁止」と同じで、
首相が記者の質問の主旨に対してきちんと回答しなくても、
「はい次の方どうぞ」と再質問を受けつけないようにする
それが、司会者の実質的な役割になっている。
きちんと仕切れない場合、つまり再質問を封じられないと、
ぶら下がり会見のときのように、小野広報官は首相に叱責される。
でも、本来ならきちんと答えない首相に責任があるはずで、
今後、小野広報官にお願いしたいのは、
「再質問はご遠慮ください」だけでなく、
「首相、きちんと答えてください」も司会役の矜持として
再回答を求めるようにしてみてはどうか。
国民の知る権利のためにも、
名司会であって欲しい。
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