日本を舞台にした「007は二度死ぬ」という映画を観た人は
全編に漂う中国テイストの雰囲気に、違和感を覚えたはずだ。
ホテルの中には、中国風の提灯、
そして家具類も中国の宮廷の雰囲気に満ちていた。
かかる音楽も、ドラがボーンと鳴り、二胡の音色が響く。
どこかオリエンタルな空気感に満ち溢れていた。
映画が公開されたのは
日本が高度経済成長期に突入する寸前の1967年で、
ハリウッドから見れば、当時の日本は
中国と区別がつかない、そんなイメージだったのだろう。
あれから54年、東京五輪開催が目前に迫っているなか、
IOCのバッハ会長はやらかしてくれた。
準備委員会の橋本会長と面談した際に、
“もっとも大事なのが日本国民”というところを、
“Chinese People”とやってしまったのだ。
バッハ会長はドイツ人で、第二次世界大戦の同盟国だから
よもや、中国と日本の区別がつかないなんてことはありえないだろうが
頭の中は、“007は二度死ぬ”の頃のままなのかもしれない。
それとも、2022年の北京冬季五輪でどうやって稼ごうかと、
そっちに気持が移っていて、思わず本音がでたのかも。
ログインしてコメントを確認・投稿する