越後屋から接待をうけた家老が、料亭で接待を受け
土産にもらった菓子箱をあけ、中身を確かめると
菓子の下に小判が…。
悪家老と商人の癒着を描いた時代劇ではおなじみの場面だが、
このとき家老の決めセリフといえば
「越後屋、お主も悪よのう」
これは、お互い共犯関係を認め合う符丁であり、
私はこのような関係を「越後屋現象」と呼んでいる。
家老といえば江戸時代の藩の官僚である。
現代でいえば各省のトップクラスだ。
現代の日本で官僚の中の官僚といえば総務省。
例の東北新社の接待疑惑などの倫理規定違反で、
32人が処分された。
調査した第三者委員会は、ルールを無視する風潮が
歴代幹部をふくめずっと引き継がれおり、
行政が歪められたと断じていた。
まさに「越後屋現象」が日常的に起きていて
癒着の巣窟となっていたわけだ。
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