日本のコロナ感染者数が急増したことで、
政府は4都府県に緊急事態宣言の三回目の発出を決めた。
感染拡大が起きていたさなか、
国会の委員会でなぜ緊急事態宣言を発出しないのかと
野党に問われた菅首相は
「欧米に比べると感染者数も死者数も少ないから」と
安倍前首相がいっていた「日本モデル」を継承するような説明をしていた。
たしかに欧米に比べると、数は少ない。
だが、アジア地域だけで見ると、
100万人当たりの死者数では、日本が2.1%であるのに対して
中国、台湾、シンガポールは0.0%、タイが0.2、韓国は0.5%だ。
遠い欧米と比較しても同じアジア地域における
感染を押さえ込み、医療体制が効果を発揮している
これらの国の数字を見れば、日本は決して少なくない。
都合の良い数字をいくら並べ立てても隣接国と比べることで
日本が本質的な問題を解決していないことは明らかだ。
多くの国民はこうした情報を知らずに、
安倍前首相がいった日本モデルを信じている可能性もある。
根絶できている国がある一方で、
なぜ日本は遅れているのか。
他国から学ぶべきことは少なくない。
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