アメリカ大統領選挙は、
トランプ大統領が敗北宣言をしてないが、
実質的に民主党バイデン候補の勝利となった。
この選挙では、いままでにないほど
民主主義の危機が叫ばれた。
近代民主主義が定着するまでには
数百年の年月を必要としたのだが、ここに来て、
行きすぎた自由、経済格差、人種差別、移民問題などが
先進国で顕在化し、保守主義が台頭するにつれて、
自国主義が強まっていた。
アメリカ大統領選挙は、これらの問題が集約されたように
共和党と民主党の支持者が激突。
民主党が勝利したのだが、両候補得票率は拮抗しており、
アメリカ社会の分断が鮮明になった。
いま、世界は民主主義の国が87カ国
非民主主義の国が92カ国あり、
約76億の地球人類内、約26億人が
独裁、専制国家で暮らしているという。
中国のように一党独裁国家が、経済成長を維持することで
自由経済を柱とする民主主義の限界を懐疑的にみる意見もある。
かつてのナチスドイツのヒトラー総統も民主主義で
選ばれた元首だったことを考えると、
混沌とする国際社会で、トランプのような新しい指導者が
専制的な権力を行使する可能性も否定できない。
今回の危機は、バイデン大統領の誕生で
民主主義が維持できたように思えるが、
二分されたアメリカ合衆国の対立と混乱は、
地下のマグマのような不気味な動きを警戒する必要がる。
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