mixiユーザー(id:10159995)

2016年03月02日06:23

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逆転判決

愛知県で認知症の高齢者がJRの電車にひかれ、
その損害賠償を妻と長男に求めた裁判で、
最高裁は一審、二審の判決を破棄し、JRの請求を棄却した。

被告の逆転勝訴の判決は、評価できるが一審では妻と長男、
二審では妻の監督責任を問う判決が出されていた。
私も妻といっしょに、私の両親、妻の母親の介護をした経験があるが、
その負担の重さは、経験者でなければ分からない。

私の場合、両親は幸い認知症には至っていなかったが、
一日中目を離せないことに変わりはなかった。
夜中にも隣家の母から、ブザーで連絡があると、
飛んでいかなければならない。

一審、二審の判決を下した裁判官は、介護の経験もなければ、
自分が認知症になったら、介護する家族の負担がどんなに重いものなのか
想像が働かない人だったのだろう。
二つの判決を新聞で読んだときの、素朴な印象だった。
法律の条文にだけとらわれ、人が人を裁くことを忘れた裁判官が、
得てしてこうした判決を下すものだ。

最高裁の判決は、介護の現実を見つめた
当たり前のすぎる判断だと思う。

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