14日、栃木県で起きた強盗殺人事件。
実行犯の16歳の高校生4人、
指示役とされる20代の夫婦が逮捕され
県警はさらにその上の組織の調査に乗り出すようだ。
匿名・流動型犯罪、通称トクリュウは、
若干鳴りを顰めていたようにも思えたが、
発生してみるとついにここまで来たかと
身の毛のよだつよう凶悪な事件となった。
高校生4人は知り合い同士で誘い合ったようだが、
詳細はこれから明らかになるだろうが、
16歳の少年4人という点が社会に与えた衝撃は
とてつもなく大きい。
その上、住民の女性をバールのようなもので殴り、
刺している可能性もあり、これが事実だとしたら
人一人を死に至らしめる行為をこの少年たちに走らせた
その動機、心理は一体どこにあるのか。
匿名性の高いSNSで募集して、応募者を巧みに操って
他人の家に押し入らせ、物品を奪い殺人まで犯させる。
まさにネット社会が生み出した歪み切った犯罪であり、
それを止める手段がないのが深刻だ。
警察はトクリュウグループの摘発に全力をあげて取り組んでいるが、
闇の深さにいまだに、犯人像、組織全体の特定には至っていないようだ。
今までもトクリュウ犯罪の悪質性は際立っていたが、
今回の高校生4人が関わった事件は、その背景に社会の闇の
底なし沼のような深さを実感させる。
この事件を契機に警察力のすべてを注ぐはもちろんのことだが、
教育現場においてもネット社会の危険性について
未成年者への指導を徹底していかないと、
同様の事件は、これからも発生し続けることになるだろう。
ネットの闇の深さと怖さをこれほど象徴した事件は
過去にない。
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