憲法記念日の今日、高市首領の「時が来た」という
改憲論の議論が活発になってきた。
憲法とは国民が政府を縛るための法律である。
この論理に立つとどうにも気になるのが、
先日の自民党大会での制服を着た自衛官による
国歌斉唱だ。
自衛官は、自衛隊法によって投票活動以外に
政治活動は制限されている。
自民党の党大会とは政治活動であり、
明らかに制服着用での国歌斉唱は違法である。
小泉防衛相は、自民党から要請していたと思われるのに
私人として参加である、と違法性を否定し、
自衛隊の最高責任者である、高市首相もダンマリを決め込んでいる。
自衛隊幹部の処罰も全く触れていない。
私人という表現で全てを済ますご都合主義で、
自衛隊法すら理解できていないことに呆れるばかりだが、
国会での野党の動きも共産党を除いて弱腰だ。
改憲の焦点となっているのが、災害時などの緊急事態への対応だが、
これは一見すると必要にも思えるが、国会での議論を経ないで
政府が発動することが可能となり、歯止めをかけることが
できなくなる恐れがある。
ご都合主義で自衛隊法すら無視しようとする政府に、
果たして改憲の発議を許していいものか疑問は大きい。
高市首相は「時が来た」というが、
米国やロシアの国際法違反の横暴によって
国際社会はボロボロになりつつある。
平和憲法をどう世界に活かしていくか、
今こそ「その時が来た」のではないか。
ログインしてコメントを確認・投稿する