安倍元首相を襲撃し命を奪った山上被告への判決は、
求刑通りに無期懲役だった。
弁護側は、旧統一教会による被告の生い立ちへの
影響を考慮して懲役20年が妥当を主張していたが
裁判長の判断は、検察側の主張をほぼ認めた形だった。
安倍元首相が、旧統一教会と深い関わりがあり、
当初は、旧統一教会のトップを襲撃するつもりだったが、
それに失敗し、矛先を元首相に向けたとされる。
裁判の過程で、被告の家庭が母親による旧統一教会への
過剰な献金で困窮し、兄が自殺にお追い込まれるなど、
事件の背景が明らかになるにつれて、宗教による被害者が
やりきれない思いから凶行に及んだ点を裁判所がどう判断するか
だったが、それらについての考慮はほとんどなかったといえる。
日本の政界のトップが、関わったとされる旧統一教会に対して
被害者団体が、会に返金を求めるなど賠償裁判が開かれているが、
山上被告の人生に想いを馳せると、なんともやるせない気持ちになる。
安倍元首相の後継者とも言える高市首相も
旧統一教会と浅からぬ縁があったと、韓国のマスコミが報じるなど
まだ、自民党と旧統一教会の問題は、十分に解明されているとは言えない。
これは先送りが許されない問題だと思うが、
自民党は知らぬふりをすることが許されるのだろうか。
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