♪秋の夕日に照る山紅葉
♪春の小川はさらさら行くよ
これからはこんな季節の風景は、
童謡の世界でしか体験できなくなるかもしれない。
春夏秋冬の季節のメリハリが、ここ十年で薄らぎ、
今年は、5月頃から夏日が増え、
猛暑の夏を経て、10月になっても夏日が残る。
季節は3ヶ月ごとに変わってきたのだが、春と秋が極端に短くなって、
四季は冬と夏の二季になりつつあると、気象の専門家は指摘している
西は広大な大陸に、東は広大な太平洋に面している日本列島は、
大陸から来る偏西風と太平洋の高気圧によって、
季節の恩恵を春夏秋冬の形でうけてきた。
しかし、地球温暖化により
偏西風はチベット高原の熱気を運び、
30度を超す太平洋の海水温の影響で
日本列島はまるで熱帯と化した。
気候変動を解決するするために、日本だけがいくら頑張っても
地球全体で対策を立てなければ意味がないというが、
なにより日本が見本を示さないまま、世界になにを求めても、
それは受け容れられないだろう。
自民党の総裁選で、地球温暖化に日本はどう立ち向かうか
それを政策に掲げている候補者は一人もいない。
減税論、物価高対策、給与所得の増加策は確かに必要だが、
季節がなくなる日本列島をなんとしなければ、
国そのものが立ちゆかなくなる恐れがある深刻な問題だ。
首が切られるのに、ヒゲの心配をしているようにしか見えない。
それがいまの日本の政治家のレベルではないか。
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