トランプとプーチンに共通することは、
相手をリスペクトする心がまったくないことだろう。
それを象徴しているのが、
リスペクト無き二人が、何も答えを出せなかったアラスカ会談だ。
第二次世界大戦戦後、自由資本主義経済を主張し、
自国の繁栄を謳歌しておきながら、
他国からの輸入が増え、自国の国際収支が大赤字なると、
今度は、相互関税をふっかけるトランプ。
その交渉といえば、完全な上から目線で、
まるで世界を動かしているのはアメリカだと、
交渉の場における対応で、相手の国をリスペクトする姿勢は、
トランプには皆無だ。
まったく同様に、プーチンは、
ウクライナを兄弟国だと勝手に決めつけて、
NATO加盟を阻止するためにウクライナ国内がナチ化していると、
一方的に侵略した。
明らかな侵略行為を特別軍事計画だと主張したのは、
国際法に触れないための言い逃れにすぎない。
こちらも、完全かつ勝手極まる上から目線で、
ウクライナをロシアの領土化するそれだけが目的で、
主権国家の国民へのリスペクトは皆無だ。
すくなくとも、トランプ以前の大統領には、
まだ、相手国へのリスペクトは多少なりともあった。
だが、いまは完全でゴリゴリの自国第一主義で、聞く耳を持たず、
完全に相手を屈服させるだけになっている。
ソ連が1989年に崩壊してからのロシアは、
大国の面影がすっかり消え去り、ただの広い国土もつ国家に過ぎない。
資源はあるが近代的な技術がない、そんな国の責任者こそ、
他国をリスペクトする心が必要だが、
いまだにソ連時代の超大国意識にとらわれたままの独裁者気取りだから、
己の過ちに気づくこともない。
いま、米露のトップは、まさに裸の王様そのものになっている。
きちんと当たり前の服を着せることができるのは誰か?
それはこの2国以外の国々が、どこまで連携できるかにかかっているが、
そこにも利害があり、とても一つにまとまるとは思えない。
今のところは、トランプ、プーチンの二人が政治の舞台から消え去るまで、
我慢するしかないのだろうか。
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