イスラエルとイランの合意は、
トランプ大統領が自画自賛するほど
単純なものでははない。
合意直後にイスラエルがイランに向けてミサイルを発射し、
イランから報復のミサイルがイスラエルに撃ち込まれた。
トランプ大統領は、イランとイスラエル両国に対して
怒りを爆発させていたが、とりわけイスラエルには
より強い怒りを示していた。
合意の中身の全貌はまだ見えていないが、
イランによる濃縮ウラン製造は継続されるようだし、
イスラエルは、もし核開発が確認されれば再攻撃するという
条件を合意に盛り込んでいるといわれている。
これじゃ、いままでとあまり変わらず、
火種はそのまま継続されることになる。
今回、急ぎ合意した理由は、
イラン側は基地を破壊されたことが痛手になり、
イスラエルもイランからの反撃で相当な被害を受けており、
いったん矛を収めようという痛み分け的なことらしい。
これが政治的で曖昧な決着であり、
トランプ大統領流のディールとは、大きな違いがあるということだ。
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