日本の伝統的主食「米」。
日本の伝統的国技「相撲」
どちらも大きな曲がり角にさしかかっている。
米はいうまでもなく価格高騰問題で、
食卓を直撃し、やれ農水族だ、やれJAだ、
さらに米の輸入だと、百家争鳴状態で収拾がつかない。
そもそも米離れが進み、農家は高齢化で後着きがいない、
だからといって大型農業化も簡単ではない。
そこに加えて温暖化の影響をもろに受け、
これからの米生産への影響は必至だ。
主食の米が収穫できなくなったら、
ただけも低い食糧自給率も危機に瀕するだろう。
一方の相撲界だが、白鵬が日本相撲協会を引退して、
これからは、SUMOの国際化を目指すことを表明した。
大横綱必ずしも優れた指導者とはならなかった印象だが、
白鵬の頭の中ではスポーツビジネスとしてのSUMOが
インプットされているのではないか。
日本の伝統にとらわれない、
視野の広い新しい発想とも受け止めることできる。
確かにあらゆるスポーツが
世界大会という大きな枠の中であたらしいビジネスとして
成功をおさめている。
しかし相撲はスポーツにあらず、格闘技にあらず
どこまでも国技であり、そこにはいい意味で閉鎖性がある。
スポーツビジネスという言葉ともっとも遠くにあるのが
相撲の世界ではないだろうか。
時代変化のなかで相撲の近代化は必要かもしれないが
昨今の大相撲をみていると、やはり伝統の重みを
関取の闘いぶりから感じることが多くなった。
関取の相撲に立ち向かう姿勢は他のスポーツと異なる
国技だけがもっている独自の世界観がある。
そこに外国から相撲取りを目指して参加することは
大いに歓迎すべきだと思っている。
白鵬は、もっと開放的に世界へ相撲を広めたいのだろうが、
果たしてスポーツビジネスに馴染むか、疑問は多い。
米と相撲は、外から議論するのではなく、
基本的に内側で議論していくべき問題なのではないか。
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