瑞穂とは『稲穂」のことである。
そこから日本国は、稲穂が瑞々しくみのる「瑞穂の国」
と呼ばれるようになった。
その国の瑞穂にいま大きな転機が訪れようとしている。
米の国と書く米国から米の輸入が始まっているのだ。
いまのところ、外食産業系の企業が中心となっているが、
その理由はいうまでもなく、高止まりしている米価にある。
備蓄米の放出をしても、米価は17週上がり続け
18週目でやっと少し下がった。
JAでは現在の米価は決して高いないと、
パンや他の食品の価格の比較する説得広告で訴えているが、
加工品と原材料の米を比べても説得力はない。
彼らの言いたいのは、米価が安いので米農家は困っている
ということだろう。
ならば、目を国内市場ばかりに向けるのではなく、
広く海外市場へと進出する、農業ビジネスの視点を持ってみてはどうか。
すでに海外に輸出している農家も増えつつあると聞く。
米の輸出で儲けることを考えずに、
国内価格を高くして利益を上げようとすれば、
国民は安い輸入米を求めるようになるだろうし、
ますます米離れも進むだろう。
そうなれば、国民の食の安全が崩れるだけでなく、
瑞穂の国はただの過去の歴史となり果ててしまうだろう。
政府の農業政策の無策を解消するのは当然として、
同時に農家含めた農業全体で、大転換を進めることが急務ではないか。
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