臨時国会の所信表明演説で岸田首相が
聞き慣れないライドシェア検討を表明したことに、
唐突感をおぼえた人は、少なくなかったのではないか。
ライドシェアとは見知らぬ他人の自動車に金を払って同乗する
違法とされている白タクのことだ。
その白タクを正式に認めることで、
タクシー運転手の人手不足で悩む地方都市の移動手段を
充実させようというのだが。
タクシー協会は、安全性などを理由に反対しており、
利用者としても万が一の事故が起きたとき
補償はどうするのかという不安も強い。
ライドシェアはニューヨークなど大都市ではすでに普及しているが、
日本での導入に前向きなのが、規制改革推進派の菅前首相だ。
岸田首相が唐突に導入検討を言い出したのは、
支持率低迷で総選挙はおろか、来年の総裁選も危なくなったので、
菅前首相のアイデアに乗ることで、支持を取り付けようとしたらしい。
なんてことない、地方都市の人手不足を解決するというよりは、
自分の地位を守りたい政争の具として利用しているのではないかと
マスコミはその狙いを指摘している。
国民生活より選挙と総裁選対策だからこそ、
国民が唐突に感じるのも当然だ。
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