正式に契約した予算をオーバーしたら
発注主はどうするだろうか。
例えば、一軒家を建てるとして、
当初の予算が人件費や材料費の高騰で、2倍にまで膨れあがったら、
施主であるあなたは、仕方ないと受け入れるだろうか。
2020年に総建築費1250億円の予算でスタートした大阪万博だったが、
約600億円増えて、1850億円となり、さらに今月になって450億円増額して、
2300億円と当初の倍近く増えることになった。
自分の懐が痛まないから、経済効果があるからなどと
他人事のように受けとめる国民も少なくないだろうが、
この費用はすべて税金である。
東京五輪も当初の約7000億円から3兆円まで膨らんだ。
こんなどんぶり勘定を国民は、仕方ないとばかりに諦めたから、
また、大阪万博でも同じことが起きている。
最初は甘く見積もり、それならいいかと国民が認めると、
つぎつぎに予算を増額していくのは、政府の常套手段である。
その杜撰さに一度は怒りを感じても、
すぐに忘れる国民性を政府は、心得ていて、
見込みの甘さなんかどこ吹く風で、
予算がどう膨らもうとも結果的に誰も責任を取らない。
そして経済効果がどれくらいあったのかも
マスコミもまったく検証しようとしない。
国民は完全になめられている。
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