ロシアによる一方的なウクライナ侵攻は、
今月24日で1年7ヶ月になる。
当初、ロシアは短期間で終了すると読んでいたようだが、
EU、米国などによる軍事支援をうけたことで、
ウクライナ侵攻は泥沼化している。
この侵攻の長期化によっておきたのが、
中露と欧米との分断が深まったことだ。
日本は、平和憲法の下で殺傷能力のある武器(防衛装備品)の
供与はできないので、例によって金でしか支援ができない。
そんななか、岸田首相は国連での演説のなかで、
正義なきロシアの力による侵攻を強く批判し、
また世界の分断より協調について強調したうえで、
国連が機能していないことに触れ、国連改革も訴え、
そのために30億円を拠出することも表明。
パスカルの有名な言葉、
「力のない正義は無力であり、
正義のない力は圧倒的である」を借りるなら、
ロシア、中国の全体主義の力の前に
正義を振りかざしてもまったく無力である。
各国はそれが分かっているからか、
岸田首相の演説した国連の会議場はガラガラで
白けきっていたようだ。
正義だけの国連は、
正義なき力だけの中露に対して
無力と言うことなのだろうか。
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