中国が日本の自動車輸出台数を、今年度中に抜き去り、
トップに立つと予想されているようだ。
その原動力は、中国のEV車だ。
ドイツでは中国製のEV車を
「これこそが大衆のために開発されたEVだ」と高評価している。
大衆のためという言葉が語る意味は、
1908年にフォード社が開発したT型フォードによって
自動車の大衆化時代を迎えたことと重なる。
日本企業、とくにトヨタ自動車は
ハイブリット、水素エンジンにこだわったあまりに
EV車開発に遅れをとった。
その責任を取って豊田前社長は辞任したが、
時すでに遅かったようだ。
日本のEV車は高技術、高性能、高価格で大衆車からはほど遠い。
技術革新に走るあまり、誰でもどこでも安く買えるという
市場動向を読み誤ったことになる。
EV車はガソリン車の概念を突き破った家電品に近い。
中国は自動車開発後進国だったので、
日本のように内燃機関への拘りがない。
それに対して日本は高品質、高技術で
ガソリン車で世界市場を席捲してきたプライドが邪魔している。
日本の自動車企業がどこまで発想転換できるか、
EV車戦争はそこにかかっている。
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