野球では、負け試合によく使われる言葉に
「あの一球」がある。
勝ち試合を、たった一球のミスで失う。
それが野球の醍醐味であり、勝負の怖さなのだが、
サッカーの場合は、一球ならぬ一蹴りだろう。
絶対に負けられないコスタリカに日本は
後半35分の吉田の一蹴りで、負けた。
強く蹴ることなく、ふわりとした中途半端な
パスが、コスタリカのフォワードの餌食になり、
痛恨の一蹴りで勝負を決められた。
「あの一球」的にいうなら、
なぜ、もっと強くきっちりとクリアしなかったのか、
パスを前に強く送っておくだけで問題なかったのに…。
もちろん吉田の判断に、
大きなミスがあったわけではない。
相手があっての競技だから、
吉田のあの一蹴りが、相手のあの一蹴りにつながった。
それが勝負のアヤというものだ。
ただ、誰よりも吉田自身に悔いが残った一蹴りだろう。
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