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2022年06月12日06:00

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踏み絵

先週末の細田衆院議長と岸田内閣への不信任案は、
否決された。

ここから見えてくることとはなにか。

議長不信任案については、否決が自公、
賛成が立憲と社民、共産で、国民と維新、れいわが棄権。

内閣不信任案は、否決が自公、国民、維新で
賛成が立憲と社民、共産で、れいわは棄権。

議長の不信任については、議席の10増10減に反対し
100万円では足りない、さらにセクハラ疑惑と、
明らかに議長の資質が問われたのだが、
自公は資質ありと判断したことになる。

まさに与党国会議員のモラル意識の欠如を
示したことになる。

一方の国民と維新については、反対も賛成もない棄権だから、
こちらも実質的には、こうしたモラル欠如への判断から逃げたことになる。

この二党は、自民党に擦り寄りながら、それでも野党でいたい。
かつての民社党に似ている。
万が一自民党がリベラルと保守に分裂したときに、
そこにうまく連立を求め、
存在感を示そうという狙いがあるのか?

一方の立憲は、連合からも見放され、ようやく野党としての
本来の役割に戻ろうと、考えたのかも知れない。

何でも反対の党から、提案する党へなどと方向転換したが、
完全に空回りして、野党としての無力化が進んでしまった。

自民党にべったりの連合では、連合と関わりを持たない
大多数の労働者の受け皿にはなれない。

もし、そう判断したとするなら、野党としてのプレゼンスを
取りもどすための踏み絵を、与党とその他の野党に示したと
いえるのではないか。

マスコミは、茶番、空回りであるとか、立憲をあげつらっているが、
自公の与党が国民生活のために、その役割を果たしてると言えるのか。
現在のマスコミ報道も、立憲を批判する資格があるかは疑問だ。

今回の二つの不信任案への与野党の対応の違いを
国民がどう受け止めるか…。
マスコミの読みは薄っぺらで深みがない。

来月行われる参議院選挙で、有権者に求められているのは
こうした立憲の一見ムダとも思える動きを
どう捉えるかではないだろうか。

苦し紛れかもしれないが、
立憲民主党が国民に対して、踏み絵を突きつけたように思える。
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