ロシアによるウクライナ侵攻で、
ウクライナ産の穀物輸出ができなくなり、
世界的な食糧不足が深刻になっている。
食糧自給率(カロリー換算)37%の日本も、
円安も重なって、食品価格の高騰が食卓を直撃しはじめた。
そんななか、いま、輸入依存度の高い小麦、大豆などへ
転作する米農家が急増しているという。
米はいうまでもなく日本人の主食だが、
その消費は年々減少傾向にあり、米余り対して食糧庁も
農家に脱米生産、つまり転作を推奨してきた。
ここに来て、小麦、大豆の市場価格も上昇し、
米よりも採算が取れることがわかり、
米農家も転作へ積極的に乗り出したようだ。
転作農家は米所の東北、北海道で増えており、
より市場価格が高い家畜の飼料用の米の生産にも
力を入れているという。
主食の米の影が薄くなるのは淋しいが、
食料安全保障問題の視点から見れば、
転作によって食糧自給率が上昇すれば、
それはそれで、国全体としては
メリットが大きいといえるかも知れない。
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