将来、日本がどこで大きく変わったかを議論するとき、
その節目になるのではないかと思えるような世論調査の結果が
毎日新聞に掲載された。
それによると、政府が発表した防衛予算の増額について、
76%が必要であると答えた。
また、反撃力(敵地攻撃能力の言い替え)についても
66%が賛成としている。
ロシアのウクライナ侵攻が、
日本国民の危機感を強めているのだろうが、
果たしてアジアにおける日本の立ち位置は
これでいいのだろうか。
スイスのように永久中立国として宣言し、
かつハリネズミのように防衛体制を整えている政治姿勢を
日本が宣言しているなら分からないではないが…。
ただ防衛力(軍事力)強化競争に走れば、
中国、北朝鮮、ロシアもこれに対抗し強化するはずだから
イタチごっごになりかねない。
そこに軍事力強化の難しさがあることは、
77年前の太平洋戦争が物語っている。
中国による力による現状変更に力で対抗する事が
果たして最善の選択なのか、防衛費増額、反撃力の二つは、
これからの日本のあり方を根本から
変える事になりかねない。
日本は国際社会のなかで、どのような政策をとっていくのか、
米国との同盟強化というだけでは、不十分だ。
今、そして将来を見極め、他国にはない、他国にはできない
平和を希求する国家としての政策を明確に示して、
その上で、防衛費増額と反撃力を議論すべきではないか。
世論調査を見る限りだが、マスコミも同調するなか
日本国全体が不安に怯え、何かに取り憑かれているようだ。
そんな不安を感じるのは、私の思い過ごしなのだろうか。
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