令和元年、膝の大怪我で序二段まで落ち、
今年初場所には前頭1枚目まで復活した宇良。
この位置までくると、
横綱大関の上位との対決が続き、
2連敗の後、昨日は、大関貴景勝との一番。
立ち会いから激しい動きで前褌をつかんだ宇良が
大関を振り回して、押し出すと同時に肘をついた。
軍配は大関に上がったが物言いがつき取り直し。
私は、ああ、宇良技が出るなと直感した。
案の定、宇良は一度貴景勝の当たりを左肩の下で受けると、
タイを右へ移動し、そのまま押し倒した。
宇良が曲者と言われるのは、この宇良技があるからだ。
もし、少しでも当たっていないと、大関に動きは止まらず
一気に押し出された負けていただろう。
止まって次の押しに行こうとした瞬間に、
右に動いたことが勝因だ。
テレビの解説者はとっさの動きと指摘していたが、
その前の一瞬の当たりこそが、
業師、宇良の真骨頂だと評価したい。
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