自民党の総裁候補者4人は、
それぞれに公約を述べており、
実に多様性に富んでいるように見える。
実際に野田候補も、自民党にはこうした
多様性があると、党のPRにも力を入れている。
しかし候補者の主張に多様性があるかも知れないが、
公約が実現できるかどうかは別問題だ。
河野候補の脱原発は、党内では認められないだろうし、
同じく野田候補も主張している夫婦別姓も
自民党内の保守派によって承認されまい。
岸田候補の公約が、
中途半端で決め手に欠けているように見えるのは、
党内の賛成が得やすいからではないか。
つまり、各候補者の公約は公約で、
自民党内そのものが多様性への理解がなければ
公約の多様性も画餅に帰すことになる。
多様性があっても、それを実現できなければ、
ただの見せかけの多様性にすぎないことになる。
では、総裁選挙とはなんなのか。
それは自民党は多様性があると、
国民に見せかけるショウウインドウのようなもので
店内のメニューは単品しかない、それが現実なのだろう。
ログインしてコメントを確認・投稿する