コロナ禍をそっちのけにして、
マスコミは総裁選一色になりつつある。
そこで気になるのが“フルスペック”なる言葉。
前回の総裁選は地方の党員による投票が無かったため、
事実上国会議員票だけで決められたイメージが強い。
今回は、党員票も生かされるので、
これを称して、“フルスペック”でやるといっている。
フルスペックという言葉は、
オーディオファンなどにとっては懐かしい。
最新の技術をすべて搭載している高機能オーディオのことを
フルスペックなどといって悦に入っていたものだ。
しかし、今の自民党の総裁選に党員票がフルに参加するからと行って
はたして、高機能、高性能などと胸を張っていえるだろうか。
旧態然とした派閥力学で、プロセスは密室化しているのに
フルスペックという言葉であたかも、最先端を行く開かれた選挙のように
見せかけているようにしか思えない。
大統領選挙のように選挙権を持っている
国民が誰でも参加できるならいざ知らず
自民党村の超ローテク議員、党員だけで行う首班指名に、
フルスペックなどという横文字はまったく似合わない。
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