これほど分かりにくい選挙は、なかったのではないか。
8人が立候補した横浜市長選には、
菅首相の腹心、小此木、現市長の林、そして立憲民主党や
共産党の推す山中の3氏に絞られていた。
22日に投開票され、フタを開けてみれば、
投票締め切りの8時と同時に、山中候補の当確が打たれた。
一市長選であるが、現首相のお膝元であり、
争うまでもなかったような結果に衝撃が走った。
しかし、カジノ推進の旗振り役である菅首相が、
カジノ誘致に反対する小此木氏を推しており、
現市長の林氏は、前回の選挙でカジノ計画を白紙にする
といいながら、当選したらそれを反古にした。
元横浜市立大学の教授であった山中氏は、
一貫してコロナ対策の充実とカジノ反対を公約にしていた。
自民党も公明党も自主投票になるなど、
もうぐちゃぐちゃな選挙だったが、
結果をみれば、横浜市民の選択は、
すっきりと分かりやすかった。
一地方選とはいえ、これは明らかな惨敗であり、
コロナ対策でただでも支持率が低下している菅首相への
自民党内の逆風はさらに強くなりそうだ。
このままだと市長選のつぎは、
総裁選がぐちゃぐちゃになるのでないか。
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