作家の故・松本清張は祭り嫌いで、
前回の東京五輪について、
開催に反対していたといわれる。
私はちょっとヘソが曲がっているところがあり
地元の祭であれば子どもの頃から好きだったが、
政府が主導するようなイベントや祭典は、
どこか利権の臭いや胡散臭さがつきまとい心から喜べない。
前回の東京五輪のときは、札幌のホテルに勤務していたので、
五輪とは無縁だった。
その後、ホテルから広告会社に転職し、
大阪万博のときは、電通の下請けで関連の仕事をしたが
まったく関心がなかったの万博会場へ行こうとも思わなかった。
愛知万博については、なんてムダなことをしてるのかと
冷ややかな気持でいた。
人類の発展だとか、科学の進歩などが、
人を幸せにするかといえば、まったく逆だし、
いちばんの問題は、こうした祭典について、
経済効果は強調されても、その後の検証が不透明なことだ。
政府などが開催する大きな祭典は、
大切なものを隠してしまう、不透明感がつきまとうものだ。
胡散臭さを感じるのもそれが理由だろう。
松本清張が生きていたら、今回の五輪について
舞台の裏側を見抜いて鋭く批判していたかもしれない。
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