太平洋戦争のときに、
参謀本部が重視したのは、
帳簿にどれほどの備蓄があるかだったという。
兵員数、銃器、弾薬などなど、
とにかくどれだけ数が揃っているかという帳簿上の数字が重要で、
これを評論家の山本七平は、「員数主義」と指摘していた。
質より数の論理を優先し、最前線に物資を補給するシステム(兵站)が
置き去りにされ、日本軍は連合軍に敗れた。
これって何かに似ていないか…。
コロナワクチン問題に置き換えてみるとそっくりだ。
ワクチンの数は確保していると政府はいうが、
自治体に届かず、接種予約を止めるほど混乱が収まらない。
帳簿上にワクチンの数はあるが、
配付するシステム(兵站)は機能していないのは明らかだ。
感染拡大が止まらない東京23区にも、ワクチンが届かず、
区長達は河野担当相に、怒りをぶつけていた。
政府の能力は、危機になるほどその実像が見えてくる。
国民の命を守るという点でもまったくお粗末だ。
日本政府が、太平洋戦争から何も学んでこなかった。
それが心配だ。
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