新任の大臣が二人辞任したけれど、
安倍首相は「任命責任は私にある」というだけで、
責任をとろうとするつもりはない。
毎日新聞によると、任命責任云々の発言は、
第一次安倍内閣以来、49回になるという。
会社のトップ、省庁などのトップは何のためにいるか、
というと、不正や不祥事の責任をとるためと、いわれている。
辞任を迫られた関電トップは、膿を出し切ってから辞任を考えると
していたが、言い逃れだと批判されあっさりと辞任した。
だが、政治の世界はそうした常識が通用しない。
メロンと香典で辞任した菅原経産相は「国会で説明責任を果たす」と
いいながら、辞任理由は国会委員会の停滞を招くからだった。
結局、説明責任は果たさないままだ。
議員の出処進退は、議員が決めることという言葉もよく耳にするが、
大臣を任命したトップが率先垂範しない限り、
上から下まで、責任という二文字の重さへの自覚が生まれるわけがない。
無責任社会の風潮が、まん延しそうで背筋が寒くなる。
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