暴言で辞職した本人が再立候補した明石市長選挙は、
圧倒的な票を獲得して市長に返り咲いた。
明石市民は、暴言と実績とを分けて
実績のほうで評価したのだろう。
市長が辞職したのは、道路用地の収用に手間取っている担当者に、
「火をつけてこい」とパワハラしたことが直接の原因だった。
その暴言は「あの道路は人が亡くなっているんだ」という、
市長の熱い思いがいわせたと、擁護する市民が再立候補を後押したわけだ。
「暴言と実績」を「人間性と能力」に置き換えてみると、
確かに仕事のできる高い能力をもっているけれど、
その人間性に暴力的なものが秘められているとしたら、
市長である前に、人としてどうのなの。
現場の事情については、よく知らないので何ともいえないが
危険な道路がある、だから拡幅するというのではなく、
歩行者を優先にして、自動車への規制をかけるという
選択肢も検討したのだろうか。
実績があるということで、人間性には目をつむる、
なにかそうした風潮が強くなりそうで、
この選挙は、ちょっと気になった。
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