小学校の下校時の午後2時半、大きなチャイム音とともに
「こどもたちの安全のために、
地域のみなさまの見守りをお願いします」
という呼びかけが、防災無線スピーカーから鳴り響く。
家の前を三々五々小学生が帰宅の途につく。
だが、ほとんどの子どもは、見守る大人たちと目を合わさない。
学校では、見知らぬ大人と話してはいけませんと、
指導していると聞いている。
見守ってほしいけれど、
声をかけたりしないように、ということか。
ちょっと前まで、下校時の子どもとすれ違うと、
“こんにちは”と、元気に挨拶をしてくる子もいたけれど、
いまでは皆無に近い。
不用意に声をかけたりすれば、怪しい人がいると、
キッズ携帯で通告されることもあるらしい。
なんとも淋しい時代になったものだ。
小中学校へのスマホ持ち込みが議論されているが、
持ち込み賛成の保護者は、災害時に子どもと連絡がとれないと
不安だからというけれど、その前に地域社会とのあり方を
もっと考えることが、大切だと思うのだが…。
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