産業革新投資機構(JIC)のいざこざ、
とうとう社長をはじめ9人の役員全員が辞職した。
JICとは、ベンチャー企業やあたらしい産業を育て、
事業を再編することなど目的に設立され官民ファンドで、
安倍首相肝いりといわれている、
この手のファンドは、すでにいくつも立ち上げられているのだが、
融資先が焦げ付くと、それを下支えするために追加融資をすなるなど、
まるでゾンビのようなファンドだ、といわれいる。
JICのいざこざの原因は、
トップの報酬が1億円で高額すぎるとの批判を受け、
経産省がその報酬の見直しを行ったことにあるようだ。
しかし、よくよく新聞の記事を読んでみると、
基本給は1500万円ほどで、成功報酬をすべて合わせると、
最高額が1億円になるということだ。
辞任した社長は、経産省から依頼を受け、
使命感から引受けたことで、給料が1円でも
責任を果たす気持だったと、
報酬額を見直すという経産省の対応に、
怒りがおさまならない様子だった。
官民ファンドとはいえ、官がすべてを仕切る官官ファンドの色も濃く、
それについても、民間の役員はどうも不満を持っていたらしい。
アベノミクス三本の矢の一本だったJICも、
一本では折れやすいということか。
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