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2018年12月03日06:59

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水かけ論

語源は、狂言の「水掛婿」にあるそうだ。
日照りの年に、隣り合う婿と舅の田んぼの水を巡って
喧嘩になり、さいごはお互いに水をかけあったことから
いつまでも意見がかみ合わないことを、「水かけ論」というようになった。

日本の水道をどうするか、
こちらも、国会で水かけ論さながらの審議が続いている。

言うまでもなく、水は生き物の命のもとだ。
我が国の水道事業は、安全、安心、安定という
三条件を満たし、世界でもトップクラスだと言われている。

だが、ここにも少子化、過疎化の波が押し寄せており、
水道事業そのものが自治体の財政を脅かし、
このままでは事業が立ちゆかなくなる恐れが出てきた。

そこで国は、インフラは自治体、経営は民間の二階建て方式に
転換する水道法の改定を、持ち出したわけだ。
民間の競争力で、水道事業を効率化するというのが狙いというが、
民営化に踏み切ったはいいけれど、逆に水道料金が高くなり、
暴動にまで発展した国があり、世界の流れは公営化に戻りつつある。

どちらにしても、安全、安心、安定の三安が確保されなければ、
民営化も、公営化もないだろう。
「水かけ論」で終わることだけは、やめてほしい。

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