お互いに利害が一致したのだろうか。
一方は、米国とギクシャクしていて、
中国、北朝鮮とは関係が深い。
一方は、米国と100%共にあり、
中国と北朝鮮と、ギクシャクしている。
両者に共通しているのは、国内政治が
手詰まり状態になっている点だろうか。
そんな二国の首脳がシンガポールで会談し、
1956年からの懸案事項である北方領土返還交渉を
加速することになったようだ。
1956年、日ソ共同宣言を採択した際に、
太平洋戦争後、ソビエトが実効支配してきた北方4島のうち
平和条約を締結後に、歯舞、色丹二島を返還すると約束がかわされた。
しかし、ソ連が崩壊しロシアになってからも
条約締結を拒んできて、いつの間にか国後、択捉、色丹には
ロシア島民が工場を建設したりして、既成事実を積み重ねてきた。
今回の首脳会談でも、日ソ共同宣言を基礎にしたものだが、
プーチンは、返還後も主権を手放す気持はなく、
米軍の基地を置くことは認めていない。
平和条約締結を加速するとは言っているが、
本音は、開発のための日本の経済と技術援助を引き出すなど、
返還を駆け引きにつかって、いいとこ取りを狙っていることは明白だ。
豪腕プーチン大統領VS外交?の安倍首相の
駆け引きがどうなるか見物だが、
“二島追うものは一島をも得ず”にならないか、それが心配だ。
ログインしてコメントを確認・投稿する