自由経済主義、グローバリズム、ボーダレスは、
すべてが経済成長を維持継続するために生まれた言葉だ。
ところで、最近の書店では、
この「経済成長」の「終焉」をテーマにする本が目立つ。
確かに、自由経済主義というが、無限の自由はない。
グローバリズムにしても、同じように地球一個には限りがある。
ボーダレスだって、利害が生まれるところに国境は必ず存在する。
自由経済主義の牽引役だっだ米国はどうか、
一国主義に凝り固まり、TPPから離脱、移民を締め出、
中国、EU、カナダ、日本などからの輸入に高い関税を課すとしている。
ボーダーレスについては、EU国内では往来が自由で、
難民受入れなど、開放的な政策をとってきた。
だが、ドイツ、スエーデン、イタリアなどでは、
難民政策に反対する右翼政党が台頭し、
自由主義経済を主張するドイツのメルケル首相は辞任を決めた。
自由経済主義とグローバリズムは、確かに一国では限界のある経済成長を
市場を広くすることで、持続できる可能性はあったかもしれない。
しかし、自由が無限ではないことをここにきて露呈した感じだ。
ブラジル大統領選挙でも、ブラジルのミニトランプといわれる
右翼政党の候補が勝利した。
世界の国々は急速に、自国の扉を閉じ始めているように見える。
この動きが、経済成長の終わりの始まりとなるのか、
自由主義経済に依存度が高い日本も
政策転換の時にさしかかっているのかもしれない。
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