日ごと喧しさを増す自民党総裁選。
小林候補についで、石破元幹事長が島根県の神社で
立候補を表明した。
その表明で彼が、スローガンの1つとしてあげたのが、
「ルールを守る自民党」であった。
ルール(法や規則)は“想像上の秩序”にすぎないと看破したのは、
ホモサピエンス全史の著者コヴァル・ノア・ハラリである。
それだけ曖昧な存在であるが、人類は成文化することで、
共通の秩序としてきた。
想像上の秩序ではあるが、交通ルールのように、
誰もが勝手に運転すれば、社会は成り立たなくなるので、
便宜上であってもルールを守ることになる。
交通ルールを守らないと、自分の命が守れないからだ。
では、ルールを守る自民党とは?
想像上の秩序であるルールを守っていなかったから、
これからはしっかり守ろうということか。
なんだか、小学生を対象にした交通ルール教室のようだ。
裏金問題は、自らつくったルールに抜け穴があったことが
明らかになり、国民の不信につながった。
これは、想像上の秩序が、
文字通り想像上のルールにすぎなかったわけだ。
その前提に立つと、“ルールを守る自民党”という、
石破候補の真意はどこにあるのか?
分かりやすいようで、分かりにくい
まるで禅問答のようなスローガンである。
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