花の都パリは、五輪でまさに花盛りである。
その華やかさの陰で、移民の排除が
問題になっているという。
フランスは少子化による人口減を受けて、
かつてのアフリカのフランス宗主国から
多くの移民を受け入れきた。
だが、経済格差にあえぐ若者が増え、
今はおさまっているようにみえるが、
9年ほどまえにフランス各地でテロが多発した。
それは、移民の2世による「ホームグロウン・テロリズム」といわれ、
社会問題として大きく報道された。
いま、移民してきた若者には働く場所もなく
教育を受けたくても叶わず、保護施設に頼っていたのだが、
それも五輪のために追い出されているという。
ホームレスなども排除され、
彼らはインクルーシブ五輪に反すると不満を募らせている。
五輪の開会式の前日に、フランス国鉄の電気施設への
破壊工作によって交通機関が混乱した。
五輪の華やかさばかりに目を奪われていると、
影の部分を見逃しかねない。
五輪に陽と陰はつきものだが、
どの五輪においても、こうした陰の存在は
繰り返されてきたこともまた事実である。
花の都、パリでも…、
光が華やかで輝けば輝くほど
影は深く色濃くなるなものだ。
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