GW中の交流でアドバイスをいただいたことを実践してみたというお話しの「その4」です。
そもそもは、この1月にお訪ねした涌井さんのお宅で知った「魔法の箱」です。
増殖する一方でしたが、どうやら落ち着くところに落ち着いた…。ところが、ベルイマンさんの来訪時に、「もっと低音が出てもよいのでは」とのご指摘を受けてしまいました。まあ、ベルイマンさんは低音も爆音だからと聞き流そうとしたのです。MFPCの進化や、「魔法の箱」のおかげで、小型スピーカーからでも十分な量感の引き締まった低音が出るようになったと自負してもいたからです。
ベルイマンさんは、スピーカーに近づいて右や左にうろうろ。
曰く、「スピーカーからは出ていますね」「ここらあたりか、ここらあたりをもっと吸音したらどうかなぁ」とスピーカー前面のフロアを指さします。二階のリビングですが、鉄骨住宅で二階床下にしっかりとしたコンクリート製スラブも入っています。とはいえ、床暖房なのでフロアパネルが弱いのではないかと図星を指されてしまいました。冬場は、カーペットを敷いていましたが、春になって撤去していたということもあるのかもしれません。
ということで、「魔法の箱」の座布団バージョンを置いてみました。
サイズや置き場所をいろいろと試行錯誤しています。この一連の吸音グッズには、置く場所という部屋のツボがあります。やたら沢山置けば良いというものでもないし、向きなどにも微妙な効き方の違いがあります。
ツボを探り当てると、確かに、低音音像の《質量》が増したような気がします。竹刀から木刀へ、あるいは鉄棒へと、その低音が胸底に与える打撃の重みが増してくる…というような感じ。低音が良くなると、高域とか空間表現も良くなるといういつもの公式も感じます。
ふだんは部屋の隅に片付けておくこともできるので、リビングの居住性も損なわずいい感じです。
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