紅白とは、男女分け。
歌合戦とは歌で競うこと。
だが、この五文字、どう見ても旧すぎる。
昭和の臭いが濃厚で今の時代とまった乖離している。
私は、ここ20年ほど大晦日番組はほとんど観ていない。
紅白歌合戦に至っては、皆無にちかい。
理由は単純、面白くないからだ。
視聴率競争で圧倒的だった紅白だが、
いま、その面影はない。
理由は単純、つまらないからだ。
もしこの手の番組を大晦日に放映するなら、
視聴率が稼げるかではなく
すばらしい心に響く歌をうまい歌手が歌う。
その原点に戻ることが第一だろう。
日本の歌のすばらしさを、後世に引き継ぐという、
文化的な側面を重視してはどうか。
新日本風土記の世界が旧くてつねに新しく感じるように。
興奮させる、刺激することが少ない構成なのに
心が揺り動かされる、番組作りの基本はそこにある。
こうした番組作りを忘れた結果が、
紅白に引導を渡すことになったのだ。
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