もともとは、護憲・軽武装の自由党と
改憲・再軍備の民主党がひとつになったのが
現在の自民党だ。
まったく相反する二つの党が、結党してから今年で69年、
来年には人生で言えば古希を迎える。
当時は野合といわれ、短命に終わるだろうとされたが、
ここまで続いた背景にあるのが、派閥だ。
派閥の力学で総裁のポストを互助会的に決め、
あたかも政策集団であるかのように装ってきた。
その力学を動かしてきたのが莫大な政治資金だといえる。
リクルート事件を契機に、政治資金規正法が生まれ、
政党助成金制度も施行された。
だが、自民党の派閥は解消されず現在に至っている。
つまり、金の力学で動く派閥がある限り、
自民党の金権体質が変わることはない。
岸田首相は、自民党の体質を刷新するとしているが、
刷新とは、派閥解消以外にないのだが、それは無理だろう。
なぜなら、首相自身が派閥の力で生まれたのだから。
自民党の体質刷新は、国民が選挙によって
政権交代することだが、野党を見る限り
それも難しいだろう。
日本国の未来が暗澹と希望を見いだせないのは、
原因のすべてがここにある。
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