大相撲名古屋場所が初日を迎えた。
と、その初日から水を差したのが、
新大関霧島のドタキャン休場だ。
稽古で、肋骨を痛めたらしいが
もう一人の大関貴景勝は休場が決まっていたので、
初日から、大関不在になった。
しかし、今場所は三関脇が10勝以上を上げれば、
大関に同時昇進というまれに見る場所でもあり、
大栄翔、豊昇竜、若元春の勝敗が見物となった。
若元春と大栄翔が完勝で、最後に登場したのが、豊昇竜。
対戦相手は曲者の翔猿。
お互いに立ち会いを警戒してふわっと立ち、
その後、動きの速いやり取りがあったが、
豊昇竜の押しに、翔猿がはたき込むように倒れかけた。
その時、豊昇竜の手が先に砂を搔いたようにみえたのだが、
勝負は軍配通りに豊昇竜の押し倒しで勝ちとなった。
行司差し違いだとしか思えないが、
五人の審判員から物言いはつかなかった。
勝負の際どさからすれば、
最低でもビデオ確認があってもおかしくない。
そんな勝負だったが、果たしてネットの映像では、
明らかに翔猿が倒れるより先に豊昇竜の手が砂を搔いていた。
せっかくの初日の勝負に、水を差した結果になった。
相撲協会は、今回の判定について説明すると共に、
こうした微妙な勝負についてVSRによる対応をしないと、
せっかくの大相撲熱が冷めかねないだろう。
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