東京五輪の贈収賄事件をめぐる5ルートの初公判は
すべて出そろった。
起訴された大会組織委員会の元理事は、
洋服のAOKI、KADOKAWA、広告代理店のADKなどのトップを、
組織委員会森会長と引き合わせ、会食の席などを通して、
協力を依頼したとされる。
その上で元理事に金品を贈賄し、
罪に問われたわけだ。
しかし、彼らと会食した森会長にはお咎めがないことに
素朴な疑問を感じるが、贈収賄の証拠がないので罪に問えないという。
しかし、コンプライアンスの面で、
何らかの責任を問えないのかという意見もある。
事実、スポンサー側が、森会長を複数回接待しているとされており、
贈賄に当たるのではないかという疑念も拭えない。
権力者の悪を眠らさない。
これが鬼の検察ではなかったのか。
元理事を交渉の窓口に据えたのも森会長であり、
それぞれの企業を紹介したのも森人脈だったといわれている。
結局、トップはお咎めなしでは、
これからも国家的なイベントのたびに、
同じような犯罪が繰り返されることになるだろう。
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